米国のオンライン市場において、TCLのAndroidタブレットやLGエレクトロニクスの有機ELテレビなど、主要なIT・家電製品の大幅な値下げが相次いで実施されたことが明らかになりました。各社は、市場シェアの拡大を見据え、戦略的な価格設定を進める方針です。
TCLのタブレットおよびスマートフォン戦略 中国の家電大手TCLは、Androidタブレット「TAB 10 Gen 4」を150ドル(約2万3,300円)に値下げして販売すると発表しました。また、目に優しいディスプレイ技術を搭載した「NXTPAPER」シリーズも160ドル(約2万4,800円)から提供するとしています。同社は、手頃な価格帯での製品展開を通じて、Androidタブレット市場におけるシェア拡大を目指す方針です。
さらに、スマートフォン分野でも「60 XE」を180ドル(約2万7,900円)、「70 Pro」を280ドル(約4万3,400円)に引き下げました。これにより、消費者の選択肢を広げ、自社製品の普及を促進する狙いがあるということです。
スマートホームおよび周辺機器の動向 Amazonが展開するスマートホームブランド「Ring」は、最新のワイヤレスドアホン「Battery Doorbell 4K Pro」を過去最安値となる180ドル(約2万7,900円)で販売すると発表しました。これは定価から約30%の割引となります。
また、周辺機器メーカーのAnkerは、ケーブル内蔵型の充電ステーション「7-in-1 Nano Charging Station」を60ドル(約9,300円)に値下げしました。さらに、Chipoloのカード型トラッカー「CARD」も33ドル(約5,100円)で提供されています。各社は、価格競争を通じて利便性の高いガジェットの普及を促進する構えです。
高性能ディスプレイおよびテレビ市場 韓国のLGエレクトロニクスは、65インチ有機ELテレビ「C6シリーズ」について、オンライン通販サイトを通じて1,000ドル(約15万5,000円)の割引を実施し、1,700ドル(約26万3,500円)で販売すると発表しました。購入者には50ドル(約7,800円)分のクレジットも付与されるということです。
一方、サムスン電子も57インチの湾曲型ゲーミングモニター「Odyssey Neo G9」を840ドル(約13万円)割引の1,260ドル(約19万5,300円)に値下げしました。両社は、高画質コンテンツやゲーム需要の高まりに対応し、ハイエンド製品の販売を加速させる狙いがあるとみられます。
Googleの最新スマートフォン予約特典 IT大手Googleは、最新スマートフォン「Pixel 11」シリーズの出荷開始を前に、大規模な予約キャンペーンを展開しています。最大350ドル(約5万4,300円)のクレジット付与や、150ドル(約2万3,300円)の追加割引を実施しています。
さらに、スマートウォッチ「Pixel Watch 5」の無料提供なども含んでおり、新規顧客の獲得に向けた積極的な販売戦略をとっているということです。
