techcrunch
2026年4月29日
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音声入力専用デバイス「SpeakON」の可能性と課題

Notta傘下のSpeakONが、iPhone向けの専用音声入力デバイスを開発したと発表しました。独自マイクによるテキスト化やAI編集機能を備える一方、マイク性能やプラットフォームの制限に課題が残るということです。

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技術系ジャーナリスト
音声入力-デバイス-スピークオン-課題
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音声認識技術を手がける企業「Notta」の関連ブランド「SpeakON」は、スマートフォン向けに専用の音声入力デバイスを開発したと発表しました。iPhoneの背面に装着して使用する仕組みで、専用のマイクを通じて音声をテキスト化できるとしていますが、マイクの性能や基本ソフトの制限などから、普及に向けては課題も残されているということです。

発表によりますと、このデバイスは重さが25グラムと軽量で、磁石を利用してiPhoneの背面に装着する仕組みとなっています。iOS向けの専用キーボードアプリと連携し、デバイスのボタンを押しながら話すことで、音声をテキストに変換できるとしています。スマートフォンの内蔵マイクを使用せず、デバイス独自のマイクを利用するため、スマートフォンのマイクを常に起動させておく必要がないという利点があるということです。

一方で、IT関連メディアなどの検証によりますと、いくつかの課題が指摘されています。デバイスのマイクは周囲の騒音に影響されやすく、およそ60センチ以内の距離で話さないと音声を正確に拾えないということです。また、AIによる自動編集機能が搭載されていますが、意図しない不自然な表現に書き換えられるケースがあり、設定を変更して対応する必要があるとしています。さらに、キーボードの切り替え操作の手間や、パソコンの基本ソフトであるMacに対応していない点など、プラットフォームの制限も課題となっています。

音声のテキスト化に加えて、日本語や英語、中国語など複数の言語への自動翻訳機能も備えています。バッテリーの駆動時間について、企業側は連続で10時間、待機状態で20日間使用できるとしていますが、実際の使用では数日程度にとどまるという指摘も出ています。

価格はおよそ2万円(129ドル)で、週に5000語まで音声入力が可能なプランが含まれています。さらに、無制限で使用できる月額およそ1900円(12ドル)のプランも用意されているということです。

音声入力に特化した専用デバイスとして市場に先行する強みがあるものの、今後、他社との競争が激しくなることが予想されています。企業側としては、市場シェアを維持するためにも、対応する機器の拡大やソフトウェアの改善を進めていく方針だとみられています。

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