アメリカのIT大手アップルが販売する新しいノートパソコン「MacBook Neo」について、公式オンラインストアでの出荷が2週間から3週間遅れる状態になっていることが明らかになりました。
アップルの公式オンラインストアによりますと、現在「MacBook Neo」のすべてのモデルで、出荷までに2週間から3週間かかるということです。一部の直営店では当日の受け取りが可能な場合もありますが、多くの店舗で同様の遅れが生じています。
一方、大手通信販売サイトのアマゾンや、ウォルマートなどの小売店では在庫が確認できる場合があり、公式ストアよりも早く購入できる可能性があるということです。
対象となっているのは、記憶容量が256ギガバイトで指紋認証機能(Touch ID)がないモデルと、512ギガバイトで指紋認証機能があるモデルです。それぞれシルバー、ブラッシュ、シトラス、インディゴの4色が展開されています。
また、他のパソコン製品でも品薄の状態が続いています。小型デスクトップパソコンの「Mac mini」はさらに遅れが生じており、基本モデルの出荷は5月中旬になるということです。高性能モデルの「Mac Studio」の一部構成では、8月から9月まで出荷がずれ込む見通しとなっています。
現地メディアの分析によりますと、こうした供給不足には複数の要因があるということです。「MacBook Neo」については、アップルが需要予測を誤ったことが主な原因とみられ、搭載されている「A18 Pro」チップの在庫が完全に不足する可能性も指摘されています。
一方、「Mac mini」の品薄は、「OpenClaw」などのAI(人工知能)ツールの普及に伴う需要の急増と、業界全体における半導体メモリ(RAM)などの部品不足が主な要因とみられています。
なお、最新の「M5」チップを搭載した「MacBook Air」については、こうした遅延の影響をほとんど受けておらず、数日以内に購入可能だということです。
アップルは4月30日に四半期決算の発表を予定しており、その中でサプライチェーンの現状について詳しい説明が行われるとみられています。
