アップルは、新型スマートフォン「iPhone 18 Pro」と「iPhone Duo」に、米国企業が製造する「重要な素材や部品」が使われていると発表しました。両機種を合わせ、十数州にわたる米国企業が約100点の部品を生産しているということです。
アップルは米国内の供給網の提携先2社の名称も公表しました。このうち1社は、iPhone 18 Proの可変絞りカメラに使う技術を製造するとしています。
米国製造業プログラムで新提携と拡大
アップルは16日、米国製造業プログラム(AMP)を通じて、新たな提携1件と、既存提携の拡大1件を発表しました。
- ペンシルベニア州に拠点を置くチタンメーカーのペリマン社と提携し、iPhone Duoを含むアップル製品向けにチタンを供給
- デラウェア州に本社を置くクニティ・エレクトロニクスとの提携を拡大し、iPhone 18 Proのカメラシステムに搭載する新たな可変絞り向けの技術を生産
アップルは、可変絞りカメラについて「これまでで最も先進的なもの」と説明しています。
アップルのサビー・カーン最高執行責任者(COO)は次のように述べています。
「最新のiPhoneラインアップ向けに先進素材や部品を米国内で生産する企業との協力を拡大できることをうれしく思います。米国の創意工夫は、iPhone Duo向けに加工されるチタンから、iPhone 18 Proの画期的なカメラ技術に至るまで、すべての製品にとって不可欠です。ペリマン社とクニティ・エレクトロニクスと協力し、米国製造業プログラムの拡大と米国の雇用を支え続けられることを誇りに思います」
3年間で最大約155億円を支援
アップルは、今後3年間で最大1億ドル(日本円で約155億円)を投じ、ペリマン社がiPhone Duoの筐体に使うグレード5チタンを製造できるよう支援するとしています。
また、クニティ・エレクトロニクスは、iPhone 18 Proの可変絞りレンズに使う部品を製造するということです。クニティ社は今年3月に米国製造業プログラムに参加しており、iPhone 18 Proの新たな可変絞りカメラシステムに欠かせない高性能フィルムを生産します。
アップルはこのほか、米国の供給企業5社の取り組みも強調しました。
アップルによりますと、新たな提携には再生材の使用拡大が含まれるということです。また、すべての直接取引先に対し、今年代末までにアップル向け製造業務全体を再生可能エネルギーで賄うことを求めているとしています。
