アメリカのIT大手グーグル(Google)は、公式オンラインストアからタブレット端末「Pixel Tablet」の掲載を削除し、事実上、販売を終了したことが明らかになりました。
「Pixel Tablet」は、一般的なAndroidタブレットとスマートディスプレイ「Nest Hub」の機能を統合した端末として、2023年に発売されました。グーグルのラインナップにおいて唯一のタブレット端末でしたが、現在、公式ストアの製品ページにアクセスするとトップページに転送される状態となっています。一部のアクセサリー類を除き、製品に関する記載はすべて削除されたということです。
関係者によりますと、8月下旬の時点で製品は在庫切れとなっていました。グーグルはこれまでも、「Nest Mini」や「Nest Audio」などの製品において、在庫切れの後にストアから掲載を削除することで販売終了の対応をとっており、今回も同様の措置とみられています。なお、ソフトウェアのアップデートについては、2028年まで継続される方針です。
今後の事業戦略について、グーグルは後継機となる第2世代モデルを2025年に、第3世代モデルを2027年に発売する計画を進めていたとされています。しかし、収益性に対する懸念から、これらの開発計画はすでに中止されたとみられています。
グーグルが自社での販売を終了した場合でも、通常は外部の小売業者に在庫が残ることがありますが、現在、大手通信販売サイトのAmazonなどを含め、すべての販売元で品切れの状態となっているということです。