韓国のサムスン電子は、需要が高まっている折りたたみ式スマートフォン「Galaxy Z Fold 8」について、アメリカの主要小売店を通じて初めての値下げを実施したと発表しました。
同社によりますと、「Galaxy Z Fold 8」は供給が追いつかないほどの人気を集めているということです。通常、記憶容量256ギガバイトの基本モデルの価格は1899ドル(約29万4000円)に設定されています。これは前モデルの「Fold 7」より安く、競合する「Motorola Razr Fold」や「Pixel 11 Pro Fold」と同等の価格帯としています。
折りたたみ式スマートフォンの市場において、高額な価格設定は普及に向けた課題の一つとなっています。このため、メーカー各社は割引や下取りキャンペーンを通じて、消費者の購買意欲を高める方針です。
今回の施策では、アメリカのインターネット通販大手「アマゾン」や家電量販店「ベストバイ」などにおいて、すべてのモデルが一律250ドル(約3万8000円)引きとなります。これにより、256ギガバイトのモデルは1650ドル(約25万5000円)、512ギガバイトのモデルは1850ドル(約28万6000円)で販売されるということです。なお、先週には上位モデルの「Fold 8 Ultra」でも300ドル(約4万6000円)の値下げが行われたとしています。
さらに、各小売店では既存の端末の下取りサービスを併用できるということです。アマゾンでは下取り価格に200ドル(約3万1000円)が上乗せされるほか、ベストバイでは最大750ドル(約11万6000円)での下取りを実施しています。一方で、サムスンの公式オンラインストアでは、現在この割引は適用されていないということです。
