特許データと分析を行うIFI CLAIMS社が発表した報告書によりますと、2025年の米国における特許活動は引き続き減少傾向にあることが明らかになりました。アップルは2,722件の特許が付与され、前年から11%減少し、ランキングで7位に後退したということです。
IFI CLAIMS社の年次報告書によれば、2025年の米国の特許出願件数は393,344件で、前年から8.6%減少しました。また、特許付与件数は0.2%減の323,272件となっています。特許付与件数で上位の国は米国、日本、中国であり、台湾は12%以上の成長率を示しました。
アップルは2025年に2,722件の特許が付与され、2024年の3,082件から11.6%減少しました。サムスン電子は7,054件の特許付与でトップに立ち、前年比10.6%増加したということです。続いてTSMC、クアルコム、ファーウェイ、サムスンディスプレイが続きます。アップルの後にはキャノン、トヨタ、デル、LGエレクトロニクスが続き、トップ10を締めくくっています。
IBMは11位にランクインし、30年以上ぶりにトップ10から外れました。同社は29年連続でトップの座を維持していましたが、2022年にサムスンに追い抜かれました。IFI CLAIMS社は、IBMの特許戦略は単に特許数を増やすことではなく、クラウドコンピューティングやAIといった重要分野に焦点を当てたものであるとしています。
また、AIの需要が高まる中、伝統的な半導体特許(H01L)は前年比20%減少しました。一方で、無機半導体デバイス(トランジスタ、ダイオード、集積デバイス)を対象としたH10Dカテゴリーは、特許付与と出願の両方でトップ20コードリストに登場しました。これは、次世代の半導体技術への転換を示唆している可能性があります。2025年には、TSMC、サムスン、IBM、インテルがH10D分野で主要な特許出願者となっています。
IFI CLAIMSの完全な報告書を読むには、こちらのリンクをご覧ください。
