Facebookは、クリエイターとファンの距離を縮めることを目的とした新機能、ファンチャレンジとカスタムトップファンバッジを導入すると発表しました。
ファンチャレンジ機能では、クリエイターがフォロワーに特定のチャレンジを提示することができます。フォロワーはリールや投稿を作成して応答することができ、特定のハッシュタグがランキングボードに表示され、反応が多い順に並びます。
このようなチャレンジは、TikTokやInstagram Reelsのような短編動画プラットフォームで人気を集めており、Facebookはこのトレンドを公式な機能として取り入れ、特定のクリエイターのチャレンジのランディングページを作成しています。
例えば、料理のクリエイターが秋を祝うために、ファンにバターナッツスクワッシュを使ったお気に入りのレシピの動画を共有するよう招待することができます。
フォロワーが360万人いるクリエイター、カレン・アレン氏は、ファンに夢や目標についての動画を作成するよう求めるチャレンジを試験的に実施し、約520件のエントリーがありました。Metaによれば、過去3か月間にファンから150万件のチャレンジエントリーが提出されたということです。
Facebookはまた、クリエイターが「トップファン」バッジをカスタマイズできるようにしています。これにより、エド・シーランの「トップファン」としてだけでなく、「シーリオ」としても認識されることができます。カーディ・BやJバルビンなどの他のセレブリティもカスタムバッジを使用しています。
一般的に、FacebookはInstagramほどクリエイター中心と見なされていませんが、MetaはFacebookをクリエイターとの交流の場としてより真剣に捉えてもらいたいという方針です。
これらの機能は、実際の人々からのエンゲージメントを高めることを目的としており、先週、MetaはAI生成動画のみで構成された動画フィードをMeta AIアプリに導入すると発表しました。