ショッピングとウィッシュリストのアプリ「GoWish」が、2025年のホリデーシーズンに向けて記録的な成長を遂げていると発表しました。同社は登録ユーザー数が1360万人を超え、今週月曜日には米国のApp Storeで2位にランクインしたということです。
GoWishはこれまでにも類似の採用傾向を見せていましたが、今年は特に成功を収めています。昨年からユーザー数を倍増させ、11月には毎日数十万人の新規ユーザーを記録しています。
米国では620万人近くのユーザーがおり、英国では約100万人が利用しています。デンマーク市場では50%以上の市場浸透率を達成し、350万人以上の登録ユーザーがいるということです。
このアプリはもともと、デンマークとスウェーデンの国営郵便サービスであるPostNordによって2015年に「Ønskeskyen」として開始されました。その後、2020年にデンマークのベンチャーキャピタルであるDotcom Capitalによって買収され、独立したテクノロジー企業として国際版が開発されました。
ユーザーは、複数のウィッシュリストを作成し、家族や友人、様々な機会に合わせて使用することができます。商品はURLをコピーしてリストに追加したり、製品を検索したり、インスピレーションフィードから選んだりすることができます。
同社は65,000以上のアフィリエイトパートナーシップと700以上のブランドパートナーシップを持ち、多くのパートナーが自社のウェブサイトに「GoWish」ボタンを追加しています。この成功したモデルにより、2024年度には税引後利益が1億7000万円(約2億6000万円)に達し、その利益は成長に再投資されているとしています。
今年の採用増加は、Meta、TikTok、Google、Snapを通じたマーケティング活動によるものとしています。Snapは第4四半期の業績発表でGoWishを成功事例として紹介しました。
今後、AIを活用した体験の強化を予定していますが、詳細はまだ明らかにされていません。
コペンハーゲンに拠点を置く同社は現在90人のチームで、ロンドンを拠点とするプライベートエクイティ企業Capital Dが2025年初頭に会社の3分の1を取得し、残りはデンマークのVC Dotcom Capitalが所有しています。
GoWishはiOSとAndroidで利用可能で、パソコンからウィッシュリストにアイテムを追加できるChrome拡張機能も提供しています。
