NVIDIAは、来週カリフォルニア州サンノゼで開催される年次GTC開発者会議において、ジェンセン・フアンCEOの基調講演を行うと発表しました。講演は現地時間の月曜日午前11時(日本時間火曜日午前3時)から開始される予定です。
GTCはGPUテクノロジーカンファレンスの略称で、NVIDIAの主要な年次イベントです。このイベントでは、同社が新製品の発表やパートナーシップの強調、コンピューティングの未来に関するビジョンを示す場として利用されるということです。フアン氏の基調講演は、NVIDIAがコンピューティングとAIの未来においてどのような役割を果たすかに焦点を当てるとしています。講演はSAPセンターで直接視聴するか、イベントのウェブサイトでライブストリームを視聴することが可能です。
3日間にわたるこのイベント全体は、医療、ロボティクス、自動運転車など、さまざまな産業でのAIの未来に焦点を当てています。
ソフトウェアの分野では、NVIDIAが企業向けAIエージェントのオープンソースプラットフォーム「NemoClaw」を発表するとの噂があります。これはWiredによって最初に報じられました。このプラットフォームは、企業がAIエージェント(複数のステップを自律的に実行できるソフトウェア)を構築・展開するための構造化された方法を提供し、OpenAIのような企業の提供する類似のサービスに対抗するためのものとされています。
ハードウェアの分野では、AI推論プロセスを加速する新しいチップを発表するという噂もあります。AIモデルが学んだことを応用して応答を生成したり、意思決定を行ったりする推論プロセスは、初期のトレーニングプロセスとは異なり、より少ない計算能力で実行される必要があります。より高速で安価な推論は、AIアプリケーションを広く展開する上での最後のボトルネックの一つと見られています。このチップが確認されれば、NVIDIAがトレーニング市場で既に80%のシェアを持つ中で、推論市場でも支配的な地位を目指す最新の試みとなります。
ザックス・インベストメント・リサーチのシニアエクイティストラテジスト、ケビン・クック氏は、参加者がGroqとの関係についても知ることができるだろうとTechCrunchに語りました。NVIDIAは昨年末にGroqの技術をライセンスするために約2兆3000億円(20億ドル)を支払ったと報じられています。ジョナサン・ロス氏やサニー・マドラ氏を含むGroqチームのメンバーがNVIDIAに加わり、ライセンス技術の進化と拡大を支援することに合意したため、この提携には多くの関心が寄せられています。
さらに、NVIDIAのAI能力をさまざまな産業で実証するパートナーシップの発表やデモンストレーションも予定されています。
