Googleが2019年に廃止したAndroid Autoのスマートフォン画面での利用を再び可能にする新アプリ「PhoneAuto」が開発されています。ベータ版はGitHubで公開されており、Google Play Storeでも近日公開予定です。
ポイント
- 「PhoneAuto」はAndroid Autoをスマホ画面で動かすアプリ
- Googleは2019年にスマホ画面でのAndroid Autoサポートを終了
- ベータ版はGitHubで公開中、1月まで利用可能
- Play Storeでの正式公開はそれ以前になる見込み
Android Autoのスマホ画面対応の経緯
Android Autoは2015年の登場時、車の高機能ディスプレイを必要とせず、スマホ画面だけで動作していました。しかし2019年、Googleはスマホ画面でのAndroid Autoサポートを終了すると発表しました。
代替として提供されたGoogleアシスタントのドライビングモードは未完成で、つなぎとして「Android Auto for Phone Screens」がリリースされました。このアプリも2022年に終了し、Android Autoは「車の画面専用」となりました。
その後、スマホ画面で使える代替手段はほとんどありませんでした。車載ディスプレイはAmazonで平均80ドル(約1万2400円)程度まで安くなっていますが、スマホ画面で手軽に使いたいというニーズは残っています。
「PhoneAuto」の仕組みと動作
「PhoneAuto」は、開発者向けの「ヘッドユニットサーバー」機能を利用して、端末上でAndroid Autoを動作させます。利用には数回の追加操作が必要で、終了時には通知の「終了」ボタンをタップしてサーバーを停止する必要があります。アクセシビリティ権限を与えれば、この操作の一部を自動化できます。
ベータ版の動作は、筆者のGalaxy Z Fold 8では縦向きモードで遅延が多く見られましたが、横向きモードは内側・外側どちらのディスプレイでも問題なく動作しました。レイアウトは車内と同様に画面に合わせて調整され、タッチ操作も十分に反応します。ただし、最新車両のようなフルフレームレートでは動作しません。
提供方法と今後の予定
ベータ版はGitHubからサイドロード(手動インストール)で入手でき、利用期限は1月です。Play Storeではそれ以前に公開される見込みです。
![Someone is bringing Android Auto back to your phone’s screen, and it actually works [Gallery]](/_next/image?url=https%3A%2F%2F9to5google.com%2Fwp-content%2Fuploads%2Fsites%2F4%2F2026%2F10%2Fandroid-auto-phone-display-phoneauto.jpg%3Fquality%3D82%26strip%3Dall%26w%3D1600&w=3840&q=75)