プログラマーのアムジャド・マサド氏、ファリス・マサド氏、デザイナーのハヤ・オデ氏によって2016年に設立されたReplitは、250億円(約3兆円)を調達し、評価額が3兆円に達したと発表しました。これまでの資金調達は2023年に行われた約155億円(約1,160億円)以来で、PitchBookによると総調達額は約740億円ということです。
Replitは急速に成長しているとし、年間収益が約2億3,000万円から約2,300億円に急増したとしています。これは、6月時点での年間収益1,550億円と比較して大幅な増加です。
今回の資金調達はPrysm Capitalが主導し、Amex VenturesやGoogleのAI Futures Fundが参加しました。また、Y Combinator、David SacksのCraft、Andreessen Horowitz、Coatue、Paul Grahamなどの既存の投資家も出資しています。
Googleの関与は驚くことではありません。ReplitはGoogle Cloudと緊密なパートナーシップを築いており、Replitで構築されたアプリはしばしばGoogleでホストされています。しかし、最近ではReplitの人気が高まり、Microsoftも7月からAzureでReplitをオプションとして提供し始めたということです。