非営利団体All Raiseが発表した新しい報告によると、ベンチャーキャピタル業界で女性の進出が進んでいるということです。この報告は、ウォール・ストリート・ジャーナルが最初に報じました。
All Raiseの報告によれば、大手VC企業の上位役職のうち18.6%が女性によって占められており、これは2018年の2倍にあたるということです。また、調査によると、多くの女性(回答者の4分の1)が昨年昇進しており、投資家も依然として少数派の起業家を支援することに関心を持っているとしています。投資家の75%がそのような取引を検討しているということです。
しかし、30億ドル(約4650億円)以上を運用するメガファンドのトップに立つ女性はわずかです。その一方で、より多くの女性が単独で活動を始めており、過去10年間で100以上の女性主導のファンドが立ち上げられたと報告されています。2023年には、約180の女性主導の企業が53億ドル(約8220億円)を調達したということです。