アメリカのスタートアップ企業「Signull Labs」は、iPhone向けの新たなAI(人工知能)を活用したホーム画面アプリ「Skye」の開発を進めており、公開前にもかかわらず、投資家から多額の資金を調達したことが明らかになりました。
このアプリは、従来のチャットボットとは異なり、iPhoneのウィジェット機能を活用して「エージェント型」のホーム画面を構築するとしています。開発者によりますと、利用者の位置情報や健康状態、スケジュールなどに基づき、天気や周辺の店舗情報の提供、メールの返信案の作成、銀行口座の不審な取引の通知などを自動で行うということです。
これらの機能は、利用者が許可したデータ連携を通じて提供される仕組みです。開発者によりますと、SNS上で開発計画を発表して以降、すでに数万人が利用の順番待ちリストに登録しており、AIを組み込んだスマートフォンへの消費者の高い関心がうかがえます。
アメリカの証券取引委員会(SEC)への提出書類などによりますと、開発元の「Signull Labs」は、358万ドル(日本円でおよそ5億5000万円)の初期資金を調達しました。また、企業の評価額は1950万ドル(およそ30億2000万円)に上るということです。出資者には、アメリカの有力ベンチャーキャピタルである「アンドリーセン・ホロウィッツ(a16z)」などが名を連ねています。
創業者のニラヴ・サブジャニ氏は、過去にグーグルやメタで勤務した経験があるとしています。会社側は、近く順番待ちリストの登録者に向けて、アプリの提供を開始する方針です。
