ベルリンの開発者セバスチャン・フォーゲルザング氏が手掛けた「Flashes」は、Blueskyソーシャルネットワークを基盤にしたInstagram代替アプリです。今年、リリースされたこのアプリは、App Storeで利用可能となり、Bluesky上のビジュアル投稿を異なる方法で閲覧できると発表しました。
このアプリは、Blueskyを支えるATプロトコルを使用しており、Blueskyと同様の画像や動画投稿の要件があるということです。Blueskyのバージョン1.99の更新により、ユーザーは最大3分の動画をアップロードできるようになりました。
FlashesはInstagramに似ており、写真や動画のスクロール可能なフィード、ユーザープロフィール、写真フィルター機能を提供しています。Flashesのユーザーは、Blueskyのコミュニティと即座に接続でき、投稿はBlueskyにも表示される仕組みです。
また、Flashesでは、自分のBlueskyフィードを閲覧したり、Blueskyの5万以上のカスタムフィードから選択したりすることが可能です。これには、アートや鳥、ガーデニング、猫の写真など特定のトピックに焦点を当てたフィードや、Blueskyのビデオフィードなどが含まれます。
Flashesでは、投稿に対する「いいね」やリポスト、返信が可能で、これらのやり取りはBlueskyのアプリにも表示されます。写真家は「ポートフォリオ」機能を利用して作品を展示できます。
Flashesを利用するには、Blueskyアカウントが必要です。既にアカウントを持っている場合は、その認証情報でサインインできます。新規登録の場合は、メールアドレス、パスワード、生年月日を提供し、Blueskyのコミュニティガイドラインと利用規約に同意する必要があります。
フォーゲルザング氏は、FlashesがBlueskyコミュニティにさらなるユーザーを引き込むことを期待しています。今後、プッシュ通知や複数アカウントのサポート、ブックマーク、さらなる編集オプションの追加を計画しているとしています。また、プレミアム機能を備えたサブスクリプションの導入も検討中で、これによりAndroidやウェブ開発の資金を調達する方針です。
アプリはApp Storeから無料でダウンロード可能で、iOS 17以上が必要です。