GitHubのCEOであるトーマス・ドームケ氏は、月曜日に年末をもってその役職を退任することを発表しました。ドームケ氏は、年末までマイクロソフト傘下の同社に留まり、その後は「再び創業者になる」とブログで述べています。
報道によりますと、マイクロソフトはこのポジションを直接的に補充する予定はなく、GitHubの経営陣は今後、マイクロソフトの複数の幹部に報告する体制になるということです。
ドームケ氏は「10億以上のリポジトリとフォーク、1億5千万人を超える開発者を抱えるGitHubは、これまで以上に強力です。毎年、より多くのオープンソースプロジェクトが寄与されており、AIプロジェクトは昨年だけで倍増しました。どの規模の企業においても、我々の存在は市場で比類ありません」と述べています。
この動きは、GitHubがプログラマー向けのAIツールを巡り、GoogleやCursorなどの企業との競争が激化している中で行われるものです。