Apple製品の統合プラットフォームを提供するMosyleは、Appleデバイスを業務向けに安全にするための統合アプローチを発表しました。Mosyleは、Apple専用のセキュリティソリューションを提供しており、45,000以上の組織で採用されています。
Mac上のデスクトップに保存されている機密情報のスクリーンショットをパスワードで保護したい場合、macOSのPreviewではファイルレベルのパスワード保護ができません。しかし、サードパーティソフトを使わずに簡単に保護する方法があります。
方法1:DiskUtilityを使用
DiskUtilityを使用して暗号化された仮想ディスクを作成する方法です。まず、スクリーンショットをフォルダにまとめ、Finderの「アプリケーション」から「DiskUtility」を開きます。「ファイル」>「新規イメージ」>「フォルダからイメージを作成」を選択し、暗号化したいフォルダを指定します。
この方法では、仮想ディスクにタイトルを付け、保存場所や暗号化レベル(AES-256まで)を選択できます。イメージ形式は「読み書き」を選ぶと、後でファイルを追加したり削除したりできます。この方法の欠点は、仮想ディスクを毎回マウントとアンマウントする必要があることです。
方法2:Previewを使用
Previewを使って画像ファイルをPDFに変換し、パスワードを設定する方法です。画像ファイルを右クリックし、「開く」でPreviewを選択します。次に、「ファイル」>「PDFとして書き出す」を選びます。
ファイル名を付け、保存場所を選んで「詳細を表示」>「アクセス権」をクリックし、パスワードを設定します。「ドキュメントを開くにはパスワードが必要」にチェックを入れ、パスワードを入力します。「適用」をクリックし、「保存」をクリックすると、暗号化されたPDFが作成されます。
この方法では、AES-128ビット暗号化を使用しますが、一般的な脅威に対しては十分な安全性を提供します。慣れれば、数秒で機密画像を保護するPDFを作成できます。