OpenAIは、新年早々に新たな買収を発表しました。経営指導用のAIツール「Convogo」を開発したチームを買収し、AIクラウド事業を強化する方針です。
OpenAIの広報担当者によれば、今回の買収はConvogoの知的財産や技術を取得するものではなく、チームを採用する形で行われるということです。Convogoの共同創業者であるマット・クーパー氏、エヴァン・ケイター氏、マイク・ギレット氏の3名は、全株式による取引の一環としてOpenAIに参加します。
Convogoの製品は終了する予定です。
このスタートアップは、クーパー氏の母親が経営指導者として、報告書作成の手間をAIで自動化できないかという問いから始まりました。過去2年間でConvogoは「数千人」の指導者を支援し、「世界のトップリーダーシップ開発企業」と提携してきたと、買収に関するメールで述べています。
メールには、チームが発見した真の課題は、新しいモデルのリリースごとに可能性を現実の成果にどうつなげるかという点であると記されています。「私たちは、Convogoで構築したような目的に合った体験が、そのギャップを埋める鍵であると確信しています」と創業者たちは述べ、「そのため、OpenAIに参加し、あらゆる業界のプロフェッショナルにAIを利用可能で有用にするという我々の仕事を続けられることを大変嬉しく思っています」としています。
PitchBookのデータによれば、Convogoの買収はOpenAIにとって1年間で9件目の買収であるということです。これらの買収のほとんどは、製品がOpenAIのエコシステムに組み込まれるか、チームがOpenAIに加わることで完全に終了しているということです。
今回のConvogoの買収は、OpenAIが他の競合他社と同様にM&Aを才能と能力の加速手段として利用していることを示しています。例外としては、ジョニー・アイブ氏のio Productsの買収があり、これはAIハードウェアの共同開発を進めながら製品のロードマップを継続しています。
