Pinterestは、2023年第4四半期の業績が期待を下回ったことを受け、同社の検索数がAIチャットボットChatGPTを上回ると発表しました。
PinterestのCEOであるビル・レディ氏は、Pinterestがユニークな検索先としての可能性を強調し、ChatGPTの月間検索数が750億回であるのに対し、Pinterestは800億回の検索数と17億回の月間クリック数を記録していると述べました。
レディ氏は「これにより、我々は世界最大級の検索先の一つとなります。特に、これらの検索の半数以上が商業的な性質を持っていることが重要であり、これはChatGPTの検索の約2%と比べて圧倒的です」と述べています。
Pinterestは第4四半期において、売上高が13億2000万ドル(約2046億円)で予想の13億3000万ドルを下回り、1株当たり利益が67セントで予想の69セントを下回ったと発表しました。また、2026年第1四半期の売上予測を9億5100万ドル(約1473億円)から9億7100万ドル(約1505億円)としており、予想の9億8000万ドルを下回るとしています。
同社は、特にヨーロッパでの大口広告主の支出削減や、10月に実施された新しい家具関税が家庭用品カテゴリーに問題を引き起こしたことが原因であるとしています。これらの傾向は第1四半期にさらに悪化する可能性があるということです。
驚くべきことに、Pinterestは予想を上回るユーザー基盤の成長にもかかわらず、業績を下回りました。月間アクティブユーザー数は前年比12%増の6億1900万人で、ウォール街の予想の6億1300万人を上回りました。
株価は時間外取引で20%下落しました。
Pinterestは、プラットフォームの高い利用率を広告収入に転換するのに長い間苦労してきました。同社のユーザーはしばしばPinterestを計画や夢を描くために利用し、買い物をするためではないからです。この課題はAI時代においてさらに深刻化する可能性があり、特に広告主が購入意図が明確なプラットフォーム、例えば商品推薦を求めるチャットボットに広告費を移す場合です。
AIを活用したショッピングへのシフトにどう対応するかについて質問された際、レディ氏は、同社のビジュアル検索、発見、パーソナライゼーション機能を挙げ、ユーザーがアプリを開くと関連する商品を指し示すと述べました。
「我々は、ユーザーが単一のプロンプトを入力することなく、これらの商業的な旅を完了するのを支援しています」と述べ、またAmazonとの提携から得たスムーズなチェックアウトフローが利益をもたらしたことにも触れました。顧客はまだAIに購入を任せる準備ができていないようですが、その時が来ればPinterestは対応する準備ができていると述べました。
「それは実際には商業的な旅の中で最も簡単に解決できる部分の一つになるでしょう」とレディ氏は主張しました。
