中国の自動運転車技術企業であるPony.aiとWeRideは、中国証券監督管理委員会から香港証券取引所での上場に関する重要な承認を得たと発表しました。これにより、両社は香港での二次上場を目指すことが可能になりました。
両社は広州市に本社を置き、すでにアメリカのナスダック市場で上場しています。WeRideは2024年10月に上場し、その翌月にはPony.aiが続きました。
今回、Pony.aiとWeRideは香港証券取引所での株式売却を目指しており、中国企業が二次上場を追求する傾向に沿った動きです。
Pony.aiとWeRideは、中国証券監督管理委員会(CSRC)が提案された上場を承認する通知を発行したと、アメリカ証券取引委員会に報告した規制申請によると述べています。CSRCは企業が海外で上場するかどうかを最終的に決定する権限を持っています。
両社ともに、それぞれのグローバルオファリングと上場を進める準備が整っているということです。ロイター通信によれば、WeRideは香港でのデュアルプライマリー上場に向けて、モルガン・スタンレーと中国国際金融有限公司を起用していると報じられています。WeRideは12月までに上場を完了する予定です。
