インドのオンデマンド家事サービス企業Snabbitは、5か月で評価額が2倍の180億円(約180億円)に達したと発表しました。新たに30億円(約30億円)の資金調達を行い、サービス拡大を計画しています。
今回の資金調達は、Bertelsmann India Investmentsが主導し、既存の出資者であるLightspeed、Elevation Capital、Nexus Venture Partnersが参加しました。これにより、Snabbitの総資金調達額は55億円(約55億円)となりました。
Snabbitは、バンガロールを拠点に、1日約1,000件だった予約数が10,000件を超えるまで急成長しています。10月には累計30万件の注文を達成したということです。
Snabbitは2024年に設立され、都市部の家庭向けに清掃、皿洗い、洗濯、料理準備などのオンデマンドサービスを提供しています。5,000人の女性専門家が活動し、10分以内のサービス提供を約束しています。
現在、ムンバイ、バンガロール、グルガオン、ノイダ、プネーの5つの主要都市で40のミクロ市場を展開しており、今後はハイデラバード、チェンナイ、デリー、カルカッタへの進出も予定しています。
Snabbitは、5月の25,000人から30万人以上の顧客を獲得し、来月にはさらに10万人を追加する見込みです。利用者の多くは30代から40代の独身者や働く専門家です。
フルタイムの家事代行を望まない顧客も多く、Ad-hocな解決策を提供しています。Snabbitのサービスは、1時間あたり約150円(約2ドル)で提供されており、平均チケットサイズは約240円(約3ドル)です。
プラットフォームの労働者は、月に25,000円から30,000円(約284ドルから340ドル)を稼いでおり、仕事間の移動距離を300メートルから250メートルに短縮することで、より多くの顧客にサービスを提供できるようになっています。
インドでは、Snabbit以外にもUrban CompanyやBroomees、Prontoなどがオンデマンド家事サービスを提供しています。Urban Companyは競争に対抗し、即時家事サービスを強化する方針です。
Snabbitは、ハイパーローカル市場での深さを重視した戦略を採用しており、サービスの拡大とともに料理、子供の世話、高齢者介護などの高頻度カテゴリーにも進出する方針です。
