YouTubeは、動画検索結果において、ほぼ全画面を占めるAI概要ページを試験導入すると発表しました。
この最新の試験では、「AIを活用した検索結果カルーセル」が動画検索結果に表示されるということです。このカルーセルは情報と動画を組み合わせたもので、モバイルアプリ上で実際の動画検索結果を画面外に押し出す形になるとしています。
YouTubeによれば、「YouTube全体のクリエイターによる動画やトピックの説明を提案する新しいAIを活用した検索結果カルーセルを導入します。例えば、『ハワイのベストビーチ』を検索すると、AIが生成したカルーセルがシュノーケリングスポットや火山ビーチを紹介する動画クリップを強調表示し、説明や計画に役立つ動画を提供します」とのことです。
この新しいフォーマットは、現在のところ米国のYouTube Premium加入者を対象に試験運用されており、「ショッピング、旅行、特定の場所でのアクティビティ」に関する検索にのみ適用される方針です。この試験はyoutube.com/newページを通じてオプトイン可能で、AndroidおよびiOSアプリでのみ表示されるということです。
また、YouTubeでは、動画の下に表示される会話型AIツールの拡充も進めています。この機能は、米国の非Premiumユーザーにも「近日中に」表示され始める予定ですということです。