アメリカの有力ベンチャーキャピタルであるアクセルは、成長後期の「レイトステージ」にある企業を支援するため、新たに50億ドル(約7750億円)の資金を調達したと発表しました。
アメリカの経済メディア、ブルームバーグの報道によりますと、調達した資金のうち40億ドル(約6200億円)は、成長後期企業向けの「リーダーズ・ファンド」に充てられるということです。このファンドでは、1社あたり平均2億ドル(約310億円)を投資し、少なくとも20社への出資を目指すとしています。
投資の対象としては、人工知能(AI)を活用した技術を開発する企業を重視する方針です。具体的には、ソフトウェアやハードウェア、ロボット工学のほか、防衛技術やデータセンターのインフラストラクチャーなどを手がける企業を想定しているということです。
また、既存の投資家からも6億5000万ドル(約1007億5000万円)の資金が寄せられました。この資金は、特定の企業への追加投資を機動的に行うための「サイドカー・ファンド」として運用されるということです。
アクセルはこれまでに、対話型AIを手がける「アンスロピック」や「パープレキシティ」など、800社以上の企業に投資を行ってきました。今回の巨額の資金調達は、急速に拡大するAI分野での開発競争や投資競争を勝ち抜くための戦略とみられています。
なお、アクセルの広報担当者は、メディアからのコメントの求めには応じていないということです。
