アップルのティム・クック最高経営責任者(CEO)が11月1日に65歳を迎えたことを受け、クック氏の退任時期や後任者についての憶測が再び浮上したと発表しました。
クック氏は65歳という多くの人が退職を考える年齢に達しましたが、現時点で退任の兆候は見られないということです。クック氏は2021年に、2031年までにはアップルを去る予定だと述べていましたが、それまでにはまだ時間があるとしています。また、退任前に新たな製品カテゴリーの監督を希望していると報じられており、アップルグラスがその候補と見られています。
後継者の候補としては、かつてはジェフ・ウィリアムズ氏が有力視されていましたが、今年7月にCOO職を退任し、年内に引退することが発表されたため、この考えは終了しました。
現在、最有力候補とされているのは、ハードウェアエンジニアリング担当上級副社長のジョン・ターナス氏です。ターナス氏は社内で高く評価されており、エディ・キュー氏も彼を支持していると伝えられています。
ターナス氏は、クック氏やウィリアムズ氏をはじめとするリーダーたちからの信頼を得ており、プレゼンテーション能力や慎重な意思決定が評価されているということです。また、元アップルのハードウェアデザイナーであるクリストファー・ストリンガー氏は、ターナス氏を「信頼できる人物」と評しています。
他の候補としては、ソフトウェアエンジニアリング担当のクレイグ・フェデリギ氏やマーケティング担当のグレッグ・ジョズウィアック氏が挙げられていますが、フェデリギ氏は以前の報道で可能性が低いとされ、ジョズウィアック氏についてはあまり憶測がないことから、関心がないか真剣に検討されていないと見られています。
ウィリアムズ氏の後任であるサビ・カーン氏も候補の一人とされています。クック氏が約5年後に退任を考えている場合、カーン氏が外部からの認知度を高める時間が十分にあると考えられます。
クック氏は、カーン氏を「アップルのサプライチェーンの中核を担う優れた戦略家」と評価しており、環境持続可能性の分野でも大きな貢献をしていると述べています。
クック氏の成功を考慮すると、元COOが次のCEOに選ばれる可能性は高いということです。
