アップルは、折りたたみ式スマートフォン「iPhone Duo」の外側ディスプレイにおいて、Safariの表示レイアウトを改善する方法を検討していると明らかにしました。WebKitブログでSafari 27.1の新機能を紹介する中で、同社のJen Simmons氏が言及したものです。
ポイント
- アップルはiPhone Duoの外側ディスプレイで、Safariのコントロールが画面領域を圧迫している問題を認識
- ウェブサイトがコントロールの背後まで表示できるようにする方法を検討中
- 単純なviewport設定では問題が生じる可能性があると説明
- 開発者からのアイデアを募集
問題の背景
iPhone Duoの外側ディスプレイは5.4インチで、Safariの右側に配置されたコントロールが画面の限られた領域を占有します。その結果、ウェブサイトがコンテンツを表示できる範囲が異常に狭くなっています。
この問題は複数のiPhone Duoレビューで指摘されており、Safariでのスクロールは内側ディスプレイの方が快適だと評されています。
アップルの対応方針
Simmons氏は、ウェブサイトが現在、外側ディスプレイのコントロールの背後まで拡張できないことを認め、アップルがその制限に対処する方法を検討していると述べました。
同氏は「ウェブデザイナーや開発者がそのスペースをより創造的に設計・利用できるようにしたい」と説明。例えば、ヘッダーの背景をディスプレイの全幅に広げたい場合などが考えられるといいます。
技術的な課題
Simmons氏は、HTMLのviewportメタタグで「viewport-fit="cover"」を使用してウェブサイトをSafariのコントロールの背後まで拡張するだけでは問題が生じる可能性があると説明しました。多くのウェブサイトがこれらの領域を適切に考慮しておらず、重要なコンテンツが隠れる恐れがあるためです。
同氏は「同じ結果を達成するより良い方法があるか調査している。より確実で、おそらく使いやすい方法だ」と述べ、開発者にアイデアを共有するよう呼びかけました。
ウェブ開発者はWebKitの投稿で詳細を確認でき、フィードバックの共有方法が案内されています。
