米アップル(Apple)のiPhone向けアプリ「ウォレット」に運転免許証や身分証明書を登録できる機能について、アメリカ国内の新たに3つの州が導入する方針であることが分かりました。これにより、同機能に対応する州は20近くに達する見込みだということです。
この機能は2021年に初めて導入されて以降、デジタル身分証明書として急速に普及が進んでいます。現在、アメリカ国内の16の州とプエルトリコで利用可能となっており、先月にはバージニア州とオクラホマ州で新たに導入されたと発表されました。
各州の発表やシステムの動向によりますと、今後はユタ州、ケンタッキー州、ノースカロライナ州の3州での導入が有力視されています。
このうちユタ州については、今年の夏にアップルのシステム上で、バージニア州とともに導入に向けた準備が進められていることが確認されていました。バージニア州での運用がすでに始まっていることから、ユタ州も次に続く州として近く導入されるとみられています。
また、ケンタッキー州は今年の夏にデジタル身分証明書のシステムを更新したのち、アップルの「ウォレット」に対応する方針を明らかにしていました。システムの更新はすでに完了しているとみられ、当初の計画通りであれば早期の導入が見込まれるということです。
さらに、ノースカロライナ州は最近、新たなデジタル運転免許証システムの運用開始を発表しました。この発表のなかで、2027年初頭までにアップルの「ウォレット」への対応を完了させる方針を明らかにしています。
アメリカ国内では、各州の政府がデジタル運転免許証の導入に合意する動きが明確に加速しています。上記の3州以外にも、想定より早く導入に踏み切る州が現れる可能性があり、今後の動向が注目されています。
