アメリカの消費者団体は、スマートフォンとノートパソコンの「修理のしやすさ」に関する最新の調査結果を発表し、アメリカのIT大手アップルが両方の部門で最も低い評価を受けたことが明らかになりました。一方で、一部のモデルでは改善の兆しも見られるということです。
アメリカの公益調査グループ「PIRG」は、フランス政府やEU=ヨーロッパ連合がメーカーに表示を義務づけている基準をもとに、スマートフォン4社とノートパソコン8社の製品について、修理のしやすさを評価した最新の報告書を発表しました。報告書では、あわせて105の端末を対象に、修理の実用性に影響を与える7つの項目を分析したということです。
調査の結果、スマートフォン部門ではモトローラが「Bプラス」で最高評価を獲得しました。次いでグーグルが「Cマイナス」、サムスンが「D」となり、アップルは「Dマイナス」で最下位だったということです。
また、ノートパソコン部門でも、台湾のエイスースが「Bプラス」で首位となったのに対し、アップルは「Cマイナス」で最も低い評価を受けました。
一方で、アップル製品のなかでも例外として高い評価を受けたモデルもあります。ノートパソコンの「MacBook Neo」は修理がしやすいとして広く評価されています。電子機器の修理情報を提供するアメリカの企業「iFixit」も、最近行った分解調査で「過去14年間で最も修理しやすいMacBookだ」と結論づけています。
この「MacBook Neo」の設計が、特定のモデルに限った例外的なものなのか、それともアップルが修理のしやすさを重視する方針へ転換したことを示しているのか、今後の製品開発の動向が注目されています。
