アップルは本日、COOのジェフ・ウィリアムズ氏が年内に退任し、サビフ・カーン氏が今月中にCOOの役割を引き継ぐと発表しました。
ウィリアムズ氏はCOOとしての役割に加え、アップルのデザインチームの監督も担当していました。しかし、年内にウィリアムズ氏が正式に退任すると、デザインチームはアップルのティム・クックCEOに直接報告することになるということです。
アップルのプレスリリースによると、ウィリアムズ氏は2019年にジョニー・アイブ氏が退社した際、一部のデザインチームの責任を引き継ぎました。当時、エバンス・ハンキー氏(インダストリアルデザイン担当副社長)とアラン・ダイ氏(ヒューマンインターフェースデザイン担当副社長)がウィリアムズ氏に直接報告することになりました。
ハンキー氏は2023年にアップルを退社し、現在はアイブ氏およびOpenAIと共に新しいハードウェア製品の開発に携わっています。ハンキー氏の退社に伴い、アップルは「インダストリアルデザインチーフ」の役職を廃止し、デザインチームの全責任をウィリアムズ氏に移行しました。
ウィリアムズ氏はアップルウォッチおよびヘルス関連の取り組みも監督しており、退任までその役割を続ける方針です。現時点で、これらのチームの指揮を誰が引き継ぐかについての具体的な情報は明らかにされていません。