アメリカのIT大手アップルは、ゴーグル型端末「Apple Vision Pro」向けの最新基本ソフト(OS)である「visionOS 27」の配信を開始したと発表しました。
今回のアップデートは、すべての「Apple Vision Pro」が対象となります。初期モデルである「M2」チップ搭載端末に加え、最新の「M5」チップ搭載モデルにも対応しているということです。
「visionOS 27」における最大の注目点は、人工知能(AI)を活用して大幅に強化された音声アシスタント「Siri」の導入です。アップルは、空間コンピューティングの分野において、より高度な音声操作が利便性の向上につながるとしており、今回のアップデートでその方針を具現化しました。
また、この新たなAI機能は、EU(ヨーロッパ連合)の加盟国でも提供されるということです。EU市場においては、スマートフォン「iPhone」やタブレット端末「iPad」などでの最新のSiriの提供が現在見送られていますが、「Apple Vision Pro」の利用者は先行して新機能を体験できるとしています。
アップルは、今後も独自のAI技術の統合を進め、次世代の空間コンピューティング市場における競争力をさらに高めていく方針です。
