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2026年4月16日
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アップル 3つの部品でリサイクル素材100%達成と発表 回収促進の割引も

アメリカのアップルは、最新の環境進捗報告書を公開し、バッテリーなど3つの部品でリサイクル素材の利用率が100%に達したと発表しました。また、使用済み製品のリサイクルを促すため、アクセサリー類を10%割引で提供する取り組みも開始しました。

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技術系ジャーナリスト
アップル-リサイクル素材-完全達成-割引キャンペーン
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アメリカのIT大手アップルは、来週の「アースデー」に向けて最新の環境進捗報告書を公開し、自社製品の3つの部品カテゴリーにおいて、リサイクル素材の利用率が100%に達したと発表しました。また、使用済み製品のリサイクルを促進するため、対象製品を持ち込んだ顧客に対してアクセサリー類を割引価格で提供するキャンペーンを開始したということです。

アップルが発表した年次報告書は、2030年末までに事業全体の温室効果ガス排出を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」の達成に向けた進捗をまとめたものです。

報告書によりますと、アップルは全製品においてリサイクル素材の利用率30%を達成しました。さらに、特定の部品においては利用率が100%に達したとしています。具体的には、アップルが設計したすべてのバッテリーで100%リサイクルされたコバルトが使用されているほか、すべてのマグネットで100%リサイクルのレアアース(希土類元素)が使われています。また、自社設計のプリント基板においても、100%リサイクルの金メッキとスズはんだが採用されているということです。

さらに、アップルは2025年までに製品のパッケージからプラスチックを完全に排除するという目標を掲げていましたが、昨年、100%繊維ベースのパッケージへの移行を完了し、この目標を前倒しで達成したとしています。過去10年間にわたり、プラスチック製の画面保護フィルムやトレイを、リサイクル紙や環境に配慮した紙に置き換える取り組みを進めてきました。

製品ごとの取り組みとして、全体で60%のリサイクル素材を使用している「MacBook Neo」の事例も紹介されています。この製品の製造工程では、従来の手法に比べて原材料の使用量を半分に削減したとしています。また、新たな表面処理技術を導入することで、製造に使用する水の70%を再利用するシステムを構築しました。アップルは今後数年間で、この技術を他の生産ラインにも拡大していく方針です。

一方、アップルは使用済み製品の回収を促進するための新たな取り組みも発表しました。5月16日までの期間中、対象となるアップル製品を直営店の「Apple Store」に持ち込んでリサイクルに出した顧客に対し、「AirPods」やアクセサリー類を10%割引で提供するということです。回収された製品は、アップルが独自に開発した「Daisy(デイジー)」や「Cora(コーラ)」と呼ばれる高度な分解ロボットなどのシステムに送られ、適切に処理されるとしています。

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