アップルは、各国での法律に従うという方針を掲げていると発表しました。しかし、インド政府の要求に対しては、強硬な姿勢を示し、一部の要求を撤回させることに成功しました。
インド政府は月曜日、アップルに対して、削除不可能な国家安全保障アプリをiPhoneにプリインストールするよう命じました。このアプリは、紛失や盗難にあった電話を回復する手段として位置づけられていますが、政府がすべての電話を追跡できるため、ユーザーのプライバシーに影響を及ぼす可能性があります。
アップルは当初、妥協案を模索する姿勢を示していましたが、最終的には要求に従わないことを決定しました。これにより、インド政府はアプリを削除できないという要求を撤回しました。
この事例は、アップルが政府の要求に対して強硬な姿勢を示した過去の例の一つです。サンバーナーディーノ事件では、FBIがiPhoneのバックドアを提供するよう要求しましたが、アップルはこれを拒否しました。また、イギリスでは、iMessageの暗号化を妥協するよう求められましたが、アップルはサービスを撤退させると表明し、最終的にイギリス政府は要求を撤回しました。
一方、中国では、アップルは法律に従うという立場をとり続けています。中国政府からの要求に対し、ニュースアプリの削除やVPNアプリの削除など、すべての要求に従っています。さらに、iCloudデータを中国政府が管理するサーバーに移すことを求められた際も、アップルは従いました。
アップルが中国での要求に対しても強硬な姿勢を示すことができるのかという疑問が残ります。中国はアップルにとって巨大な市場であり、製品の製造も依存していますが、アップルも中国に多額の製造収入をもたらしています。アップルが中国政府に対して強硬な姿勢を示した場合、何が起こるのかは不明です。
アップルが人権に対する脅威に対してより強硬な姿勢を示すべきかどうか、意見をお寄せください。
