韓国のメディアは、アメリカのIT大手、アップルが同社初となる折りたたみ式スマートフォン「iPhone Duo」を発表した直後、競合する韓国・サムスン電子の端末の販売が急増したと報じました。
韓国のIT専門メディア「ETNews」の報道によりますと、アップルの新機種発表後の1週間で、韓国国内におけるサムスン電子の最新折りたたみ式スマートフォン「Galaxy Z Fold 8」の売り上げが、前の週と比べておよそ10%増加したということです。
販売が急増した要因について、消費者が両機種の価格差や性能を比較した結果だと分析されています。アメリカなどの市場では、「Galaxy Z Fold 8」が1899ドル(日本円でおよそ29万4000円)、「iPhone Duo」が1999ドル(およそ31万円)と、価格差は比較的小さい水準にとどまっています。
しかし、サムスン電子の地元である韓国市場においては、両機種の間に100万ウォン(およそ10万8000円)もの大きな価格差があるということです。このため、購入を迷っていた消費者が、アップルの発表内容に魅力を感じなかったか、あるいは価格の高さに難色を示し、サムスン電子の端末の購入に踏み切ったものとみられています。
今後の市場動向について、専門家などは、アップルが新機種の投入によって折りたたみ式スマートフォン市場で大きなシェアを獲得すると予測しています。一方で、市場全体としては、引き続きサムスン電子が首位を維持する見通しだということです。
