アメリカのIT大手アップルは、9月の発表に続き、長らく待望されていた3つの新製品を近く発表する方針を明らかにしました。10月にも、デザインを刷新したノートパソコンや、新たなスマートホーム機器などが披露される見通しだということです。
アップルは、自社開発の技術を活用した製品展開や、スマートホーム市場への新たな戦略を打ち出す方針です。今回予測されている3つの新製品は以下の通りです。
1つ目は、デザインが刷新された「MacBook Pro」または「MacBook Ultra」です。これまでアップルはパソコン製品へのタッチスクリーン搭載を見送ってきましたが、今回の新モデルで初めて採用される見通しだということです。
デザインの全面的な変更は5年ぶりとなります。タッチ操作への対応に加えて、鮮明なOLED(有機EL)ディスプレイや、画面上部の表示機能「Dynamic Island(ダイナミックアイランド)」が搭載されるほか、独自の通信モデムが選択できるようになる可能性もあるとしています。
2つ目は、テレビ向け端末「Apple TV 4K」の新型モデルです。現行の第3世代モデルは2022年に発表されており、これまでで最も長い期間、新機種が投入されていませんでした。
新型モデルには、高性能な「A19」または「A19 Pro」チップが搭載され、AI(人工知能)を活用した音声アシスタント「Siri」に対応する見込みだということです。
なお、アップルは今年夏に多くの製品で価格改定を行いました。発売当時に129ドル(約2万円)だった現行モデルの価格は、現在199ドル(約3万800円)に上昇しており、新モデルの価格設定にも関心が集まっています。
3つ目は、「HomePad(ホームパッド)」と呼ばれているディスプレイ付きのスマートスピーカーです。この製品は、アップルがホームネットワーク市場への本格的な再参入を目指す中核的な製品になる方針だということです。
スマートフォンやスマートウォッチなどの要素を組み合わせた新しい基本ソフト(OS)が搭載される見込みです。また、AIを活用した「Siri」を中心に、カメラ機能やカスタマイズ可能な画面表示のほか、写真やカレンダーなどの標準アプリも利用できるとしています。
