アメリカのIT大手アップルは、次期最高経営責任者(CEO)に就任するジョン・ターナス氏が全従業員に向けた会議で発言し、人工知能(AI)を活用した新製品の開発などを通じて「再び世界を変えようとしている」と強調したと発表しました。
アップルがCEOの交代を発表した翌日、現在のティム・クックCEOと次期CEOのターナス氏が、全従業員を対象とした会議を開きました。
アメリカのメディアの報道によりますと、この中でターナス氏は従業員に対し、「再び世界を変えようとしているこの時期に、新たな役職に就くことを非常に楽しみにしている」と述べたということです。
また、今後の事業展開について「アップルには素晴らしい事業計画が控えており、私のキャリアの中で製品やサービスを開発する上で最も期待が高まる時期だ」としています。
さらに、AI技術の活用に関しては「AIは無限に近い可能性を生み出す。私たちの製品やサービスに全く新しい機会をもたらす可能性を切り開き続けることができる」と述べ、AI分野での開発を加速させる方針です。
報道によりますと、ターナス氏はすでに新たなAIシステムを導入し、社内業務の見直しに着手しているということです。
経営トップの交代という大きな転換期において、次期CEOとして従業員の士気を高めるねらいがあるものとみられます。
アップルは今年の秋に、新体制のもとで初となる新製品の発表を控えており、ターナス氏が掲げる方針がどのように具体化されるか注目されています。
