アルファベットは、2025年第2四半期の収益が9兆4,000億円(96.42億ドル)に達したと発表しました。この期間は4月から6月までです。
この収益は、前年同期の8兆1,000億円(84.7億ドル)から14%増加しました。営業利益は4兆8,000億円(31.27億ドル)、純利益は4兆3,000億円(28.19億ドル)で、前年同期の3兆7,000億円(23.62億ドル)を上回っています。前回の四半期では、9兆円(90.2億ドル)の収益と5兆3,000億円(34.54億ドル)の純利益を報告しました。
CEOのスンダー・ピチャイ氏は、「この四半期は非常に好調で、AIの最前線でのリードが全社的な成長を牽引しています。AIはビジネスのあらゆる部分に良い影響を与えており、特に検索部門では二桁の収益成長が見られます。AIオーバービューやAIモードといった新機能も好調です。YouTubeやサブスクリプションサービスも引き続き強いパフォーマンスを見せており、クラウド部門も収益、受注残高、利益率で強い成長を遂げています。その年間収益ランレートは8兆円(50億ドル)を超えています。この強い需要に応えるため、2025年の資本支出を約13兆円(85億ドル)に増やす方針です」と述べました。
2025年第2四半期におけるYouTubeの広告収入は1兆5,000億円(9.79億ドル)で、前年同期の1兆3,000億円(8.66億ドル)を上回りました。一方、クラウド部門の収益は2兆1,000億円(13.62億ドル)で、前年同期の1兆6,000億円(10.35億ドル)から増加しています。
「Googleサブスクリプション、プラットフォーム、デバイス」(以前の「Googleその他」)は、ハードウェア、Playストア、非広告のYouTube収益を含み、1兆7,000億円(11.20億ドル)を報告しました。前年同期は1兆4,000億円(9.31億ドル)でした。
「Other Bets」部門は依然として赤字を計上しています。この部門は、収益が580億円(3.73億ドル)で、前年同期の560億円(3.65億ドル)を上回りましたが、1,920億円(12.4億ドル)の損失を報告しました。前年同期の損失は1,740億円(11.2億ドル)でした。