アメリカのIT大手メタは、画像共有アプリ「インスタグラム」において、投稿済みのコメントを編集できる機能を新たに導入したと発表しました。
発表によりますと、ユーザーはコメントを投稿してから15分以内に限り、内容を修正することが可能になるということです。この制限時間内であれば、何度でも編集できるとしています。これまで誤字を修正するためには、一度コメントを削除して再投稿する必要がありましたが、今回の機能追加により利便性が向上するとしています。
編集されたコメントには編集済みであることが表示されますが、メッセージアプリなどで見られるような変更前の履歴は、他のユーザーからは確認できない仕様となっています。また、編集できるのはテキストのみであり、写真などを添付したコメントの場合、画像の変更はできないということです。
今回のアップデートは、ユーザー体験の向上と長年の課題解決に向けた取り組みの一環とみられています。正式な発表に先立ち、数週間前から一部のユーザーを対象に試験的な運用が静かに行われており、インターネット上では機能の追加を歓迎する声が寄せられていたということです。
一方、メタは同日、13歳以上の年齢制限に基づく映画のレイティングを基準として、10代の若年層ユーザー向けに特定のコンテンツを制限する新たな方針も発表しました。これは、SNSが若者に与える影響について、社会的な懸念が高まっていることを受けた対応とみられます。
メタをめぐっては先月、アメリカのニューメキシコ州で子どもの安全を脅かしたとする裁判や、ロサンゼルスでアプリの依存性が若者のメンタルヘルスに悪影響を与えているとする裁判で、相次いで敗訴しています。現在も全米40州の司法長官が法的措置に踏み切るなど、数千件に上る訴訟を抱えており、同社の事業運営に対する厳しい目が向けられています。
