ウーバーイーツは、店舗やレストランが顧客と直接チャットできる新機能を導入したと発表しました。この機能により、注文に関する問題の防止を図る方針です。
新たに導入された「ライブオーダーチャット」機能では、店舗がリアルタイムで顧客にメッセージを送信できます。これにより、売り切れ商品の代替品の確認や特別なリクエストの明確化、食事制限やアレルギーの確認が可能になるということです。
ウーバーによれば、顧客が店舗にメッセージを送信できるのは、店舗が最初に連絡を取った場合のみとしています。この機能は、デリバリー注文とピックアップ注文の両方で利用可能で、料理が配達員または顧客に引き渡されるとチャットは終了するということです。
この新機能の導入は、ウーバーイーツの競合であるドアダッシュが、店舗が顧客と直接チャットできる機能を発表してから3か月後に行われました。
また、店舗向けの新しいAIツールとして、ウーバーイーツは顧客レビューのAIによる要約を導入し、フィードバックをより簡単に理解できるようにする方針です。さらに、メニューのAI生成による商品説明を展開し、顧客が注文の判断をしやすくすることを目指しています。
アプリはAIを活用して、低品質の食品画像の照明、解像度、フレーミング、盛り付けを改善する予定です。例えば、テイクアウト容器の写真がある場合、ウーバーイーツはAIを使用して皿に盛られた同じ料理の画像を生成する可能性があるということです。
さらに、ウーバーイーツはユーザーに配達された料理の写真を撮影するよう促しています。これは、顧客が料理の見た目を確認できると注文する可能性が高まると認識しているためです。もし顧客の写真が選ばれて公開された場合、アメリカ、カナダ、メキシコ、イギリスに住むユーザーは、ウーバーキャッシュで3ドル(約460円)を受け取ることができます。
写真を投稿するには、注文が配達された後に「写真を追加」ボタンをタップする必要があります。