X(旧ツイッター)は、相互にフォローしているユーザーの投稿がより多く表示されるよう、アルゴリズムを変更したと発表しました。
Xのプロダクト責任者であるニキータ・ビア氏が明らかにしたものです。同氏によりますと、これまでのアルゴリズムでは相互にフォローしているユーザーに関するデータが不足しており、返信欄に友人の投稿が表示されにくくなっていたということです。その結果、見知らぬユーザー同士が対立する「戦場」のような状態を招いていたとしています。
今回の変更により、利用者の体験が根本的に変わるわけではないものの、殺伐とした雰囲気が和らぎ、よりコミュニティに近い環境が形成されることが期待されています。また、ビア氏は「利用者の関心に基づいたグループが形成されやすくなる」と述べ、多くの要望に応えた改善であると強調しました。
Xは最近、クリエイターの活動拠点としての機能を強化する方針を打ち出しており、相次いで仕様を変更しています。今年に入り、単なる情報のまとめではなく、独自のコンテンツを発信するアカウントを優遇するよう収益化の仕組みを見直したほか、今月にはプラットフォーム上で直接編集できる動画ツールを導入しました。
一方、競合するIT大手メタのSNS「スレッズ」も、コミュニティの形成を目的としたアルゴリズムの変更を進めています。先月には、利用者が自身の画面に表示される内容を細かく制御できる機能を追加し、Xとの差別化を図っています。スレッズの月間アクティブユーザー数は5億人に達したということです。
