エリオット・インベストメント・マネジメントは、ピンタレストに対して約1000億円(約1ビリオンドル)の投資を行ったと発表しました。この投資は、同社のAIを活用した成長戦略を支持するものとしています。
ピンタレストは火曜日にこの資金調達を発表し、CEOのビル・レディ氏は、これを同社の野心的なAI取り組みを強調する信任投票と位置付けています。「2025年には過去最高の収益を達成し、10四半期連続でユーザー数が最高を記録し、月間80億件以上の検索が行われています。AIを活用した視覚検索の革新を続ける中で、エリオットとのパートナーシップを次の成長段階に進めることを楽しみにしています」とレディ氏は述べています。
この投資の一環として、ピンタレストはクラスA普通株式の1000億円規模の加速株式買い戻し契約を通じて株式を買い戻す方針です。また、新たに承認された3500億円規模の株式買い戻しプログラムの資金にも充当されるということです。
この1ビリオンドルの投資発表を受けて、ピンタレストの株価はプレマーケット取引で6%上昇しました。
ピンタレストは、過去1年間で厳しい状況に直面していました。収益の低迷や、従業員の15%に影響を与えるレイオフ、広告事業の縮小、AIチャットボットとの競争激化などが影響していました。それにもかかわらず、エリオットの投資増加は、ピンタレストのAIに対する積極的な戦略への信頼の表れとされています。
具体的な取り組みとして、AIを活用した視覚検索があり、ユーザーは写真を撮ったり画像を選んだりすることで、類似商品やインテリアアイデア、ファッションインスピレーションを瞬時に受け取ることができます。また、AIは個別の推奨やコンテンツのモデレーション向上にも利用されており、広告主は創造的なツールとして活用できるとしています。
一方で、エリオットのこれまでの実績から、ピンタレストに対する関与が続く中で、コスト削減や戦略的見直し、リーダーシップの変更が求められる可能性があるということです。例えば、eBayにおいては、エリオットは経費削減を促し、コアマーケットプレイスへの再集中を推進し、結果としてeBayはStubHubやクラシファイド事業を売却しました。
