米IT企業で「WordPress」などを運営するオートマティック社は、幹部らの相次ぐ辞任を受け、新たな暫定最高財務責任者(CFO)を指名したと発表しました。
同社では先週、マット・マレンウェッグ最高経営責任者(CEO)の解任を巡る騒動が発生していました。解任に賛成した取締役や、当時のCFOであったマーク・デイビース氏を含む複数の幹部が会社を去る事態となっていました。デイビース氏は、マレンウェッグ氏がCEOに復帰するまでの間、一時的に暫定CEOを務めていました。
マレンウェッグCEOが社内向けに発信したメッセージによりますと、新たな暫定CFOには、同社の企業向け事業部門でCFOを務めるジェレミー・クラパーマン氏が就任するということです。クラパーマン氏は過去にもCFOの代理を務めた経験があるとしています。また、今後新たに構成される取締役会において、社内外から正式なCFO候補を検討する方針を示しました。
さらに、デイビース氏とともに退社したアンディ・ミッサン最高法務責任者(CLO)の後任についても、候補者がすでに就任を内諾しているとしています。一部の報道によりますと、デイビース氏とミッサン氏は、マレンウェッグ氏がCEOを一時的に退いていた33時間の間に、互いの退職条件に関する契約を交わしていたということです。
マレンウェッグCEOは社内に向けて、「当社の資金と財務状況には100%の自信を持っている」と強調しています。そのうえで、「まだ取り組むべき課題はあるものの、すべては我々の管理下にあり、今後の事業遂行能力にかかっている」としています。
同社は今後、新たな取締役の人事を発表する予定だということです。また、特別顧問を務めるスティーブン・ウルフラム氏は引き続き同職にとどまるとしており、9月23日には次回の取締役会が予定されています。
