アメリカのスタートアップ企業「クリックス・テクノロジー」は、かつて普及したスマートフォン「ブラックベリー」を思わせる物理キーボードを搭載した新しい端末について、最新の紹介動画を公開したと発表しました。
「クリックス・コミュニケーター」と呼ばれるこの端末は、今年1月にアメリカのラスベガスで開かれたIT・家電の見本市「CES」で発表されました。主にメールやメッセージの入力作業が多いユーザーを対象としています。価格は499ドル(約7万7000円)で、画面の下部に物理的なキーボードを備えているということです。
単なる模倣にとどまらず、独自の機能も搭載しています。側面に配置された「シグナルライト」は、特定の人やアプリからの通知を色や点滅のパターンで知らせる機能です。さらに、交換可能な背面カバー、イヤホンジャック、最大2テラバイトまで拡張可能な記憶媒体の差し込み口、機内モードを切り替える物理スイッチなども備えているとしています。
同社は、SNSやゲームに依存しがちな現代のスマートフォンの使い方を見直したい層の需要を取り込む方針です。通知機能をカスタマイズすることで、重要な連絡以外はスマートフォンを見ないようにする使い方が可能になるということです。
今回公開された動画では、今年10月から12月にかけての出荷に向けた試作機の外観やソフトウェアの動作が確認できます。今年1月の見本市で展示された試作機は、持ちやすさやキーの押し心地が評価されており、同社はタイピングをより快適にするための微調整を進めているということです。
同社は今後も、キーボードや通知機能などの詳細を解説する動画を順次公開していく方針です。
