アメリカのIT大手グーグルは、最新の基本ソフト「Android 17」を搭載したスマートフォン向けに、乗り物酔いを軽減する新機能「モーションアシスト」の提供を順次開始したと発表しました。
この機能が端末に配信されると、スマートフォンの「設定」アプリから検索して確認できるということです。手動で確認する場合は、「設定」から「Google」、「すべてのサービス」、「個人とデバイスの安全」へと進むことで「モーションアシスト」の項目が表示されます。この新機能は「Google Play開発者サービス」の一部として提供されており、高度な保護機能や盗難保護機能など、ユーザーの安全性を高める施策の一環として位置づけられています。
設定画面では、移動中の車両内でモーションアシストを自動的に起動させる設定が可能です。また、グーグルは、どの画面からでも手動でオンとオフを切り替えられるよう、クイック設定パネルに専用のボタンを追加することを推奨しています。機能が有効になっている間はシステム通知が表示され、タップするだけで簡単に無効化できるとしています。
この機能は、画面上に表示される図形がスマートフォンの動きに合わせて動く仕組みとなっており、移動中の車両内で画面を見た際に生じる「乗り物酔い」を軽減する効果が期待できるとしています。カスタマイズメニューでは、これらの図形の調整が可能です。折りたたみ式スマートフォンの「Pixel 11 Pro Fold」では、画面の左右の端に3列の図形が表示される一方、通常のスマートフォンでは2列で表示されるということです。
現在、モーションアシスト機能の提供は段階的に進められており、すべての端末で広く利用できる状態にはなっていません。「Google Play開発者サービス」の特定のバージョン(26.33.32)で確認されていますが、サーバー側での更新も必要となるため、すべてのユーザーに行き渡るまでには一定の時間がかかる見通しです。
