グーグルのクラウドセキュリティ企業ウィズの買収が、米国司法省の独占禁止法審査を通過したと発表しました。この買収額は32億ドル(約4兆9600億円)に上ります。
ウィズのCEOであるアサフ・ラッポポート氏は、ウォール・ストリート・ジャーナルのイベントで、買収が重要な節目を迎えたものの、正式な完了にはまだ時間がかかると述べました。
グーグルは2024年にウィズに対し、当初23億ドル(約3兆5650億円)での買収を提案しましたが、ウィズはこれを辞退しました。当時、ラッポポート氏は、ウィズの事業がさらに大きく成長できると考えていたということです。
その後、2025年初めに買収交渉が再開され、グーグルは2025年3月に32億ドルでの買収を発表しました。
この取引は2026年初めに完了する予定であると、ロイター通信が報じています。
