IT大手のアメリカ・グーグルは現地時間の木曜日、睡眠ゲームアプリ「Pokémon Sleep(ポケモンスリープ)」と連携するウェアラブル端末「Fitbit Air(フィットビット・エア)」の特別モデルを発売すると発表しました。今年、人気キャラクターであるポケモンの誕生30周年を迎えることに合わせた取り組みだということです。
「ポケモンスリープ」は2023年に配信が開始されたアプリで、日々の睡眠をゲーム化する仕組みを取り入れています。設定した就寝時刻までに眠りにつくとゲーム内で報酬が得られるほか、睡眠の量や質に応じてゲームが進行します。利用者は「カビゴン」というキャラクターとともに睡眠を記録し、睡眠時間が長くなるほど「ねむけパワー」が蓄積され、より多くのポケモンを集めることができるということです。
今回発表された「Fitbit Air」の特別モデルは、グーグルの健康管理アプリと「ポケモンスリープ」の双方にデータを同期させることができます。日中の活動量や心拍数、心肺負荷などの指標を記録し、夜間には睡眠の時間と質を計測するとしています。
「ポケモンスリープ」はすでに、アップルウォッチや既存のフィットビットシリーズ、ギャラクシーウォッチ、グーグルのピクセルウォッチなど複数のウェアラブル端末に対応しているほか、端末を持っていなくても利用することが可能です。
グーグルとしては、ポケモンの30周年という節目に合わせた今回の連携を通じて、利用者が毎晩行う睡眠をコンテンツと結びつけ、健康管理をより楽しく習慣化させる狙いがあるものとみられます。また、同社は最近、プロバスケットボールのステフィン・カリー選手と提携し、運動向けに特化したデザインの「ピクセルウォッチ」特別モデルを579ドル(約8万9700円)で発売する方針も明らかにしています。
「Fitbit Air」のポケモン特別モデルの価格は129ドル(約2万円)で、すでに予約受け付けが始まっており、9月15日から出荷される予定です。アメリカの小売大手ターゲットの店舗や、グーグルのオンラインストアなどで販売されるということです。
一方、通常モデルの「Fitbit Air」は99ドル(約1万5300円)となっています。グーグルは今年5月にこの新モデルを発表しており、より薄型のデザインを採用したほか、AI(人工知能)を活用して利用者の活動や睡眠データに基づいた個別の健康指導を行う機能などを搭載しています。
