アメリカのIT大手グーグルは、同社のメッセージアプリ「Google Messages」について、2026年9月時点での新たな機能の展開状況や今後のアップデート方針を発表しました。
グーグルによりますと、現在ベータ版として複数の新機能のテストが行われているということです。
主な新機能として、メッセージや画像を長押しした際のメニュー画面が改良されます。背景がぼやけてメニューが浮き上がる仕様に変更されるほか、これまではメッセージ全体をコピーする必要がありましたが、一部のみをコピーすることが可能になるということです。また、ファイルの添付画面についても、画面をより広く活用できる新たなデザインがテストされています。
さらに、今秋にリリースが予定されているアップルの「iOS 27」において、AndroidとiPhone間のRCS(リッチコミュニケーションサービス)通信機能が拡充されます。引用を含むインライン返信や、絵文字を用いた写真へのリアクション機能が追加される方針です。
このほか、メッセージの下部に表示される既読マークのデザイン変更や、パソコンなどで利用するWeb版におけるQRコード認証の廃止などが進められており、Web版は今後、グーグルアカウントでのログインに一本化されるとしています。
一方、すでに一般向けに提供が開始されている機能についても、利便性の向上が図られています。
新たに「Google Keep」との連携機能が順次展開されており、チャット画面内で直接メモを作成し、共有できるようになりました。さらに、会話画面の色や壁紙を詳細に変更できる「チャットテーマ」機能も追加され、利用者の好みに合わせた設定が可能だということです。
また、アメリカ国内においては、韓国のサムスン電子が自社のメッセージアプリの提供を終了し、利用者を「Google Messages」へ移行させる取り組みを進めています。グーグルは、RCSを標準的なメッセージ規格として普及させる戦略を掲げており、今回の移行措置もその一環として、自社アプリへの一本化をさらに推し進める方針です。
