アメリカのIT大手グーグルは、画面を搭載しない新しいウェアラブル端末の予告映像を公開し、新たな健康管理デバイスを投入すると発表しました。関係者によりますと、新製品の名称は「Fitbit Air(フィットビット・エアー)」となり、関連する有料サービスも「Google Health(グーグル・ヘルス)」に名称を変更する方針だということです。
関係者によりますと、アメリカのプロバスケットボール選手、ステフィン・カリー選手がすでに着用しているこの新しい端末は、「Google Fitbit Air」として市場に投入されるということです。
「Air」という名称は、2019年に発売されたスマート体重計「Aria Air」(販売価格49.95ドル、日本円で約7,700円)でも使用されていました。今回の新製品においては、1日中着用できる薄型で軽量なデザインを強調する狙いがあるとみられています。
一方、ソフトウェアやサービス面では、大きなブランド戦略の変更が予定されています。これまでAI(人工知能)機能などを提供してきた有料のサブスクリプションサービス「Fitbit Premium」は、新たに「Google Health」へと名称が変更される方針です。
また、現在試験的に提供されている健康管理機能は「Google Health Coach」として展開されるとしています。これまでの試験期間中、同社は「Coach」という名称のみを使用し、特定のブランド名を冠していませんでした。
一連の動きは、健康やウェルネスに関する機能を「Fitbit」ブランドから、グーグル本体のブランドへと統合していく戦略の一環とみられています。カリー選手が公開した予告映像の最後が、Fitbitのロゴではなくグーグルの「G」のロゴで締めくくられていたことも、こうした方針転換を示しているということです。
グーグルは、数週間以内にこれらの新製品やサービスについて正式な発表を行う見通しです。
