ステランティスは、バッテリー電動フルサイズピックアップトラックの開発を中止すると発表しました。これは、北米でのフルサイズバッテリー電動トラックの需要が低迷していることを理由としています。
この発表に伴い、同社は拡張レンジ電動車(REEV)を搭載したピックアップトラックを「Ram 1500 REV」と改名する方針です。この車両は、優れた航続距離、牽引能力、積載性能を提供する新たな基準を設定するということです。
ステランティスは、バッテリーとガス発電機を組み合わせた新しいアプローチで、約690マイル(約1110キロメートル)の航続距離を実現する拡張レンジトラックの生産を2026年に開始する予定です。
当初、ステランティスは2024年にバッテリー電動ピックアップトラックの生産を開始する予定でしたが、その後2025年に延期され、最終的には2026年に計画を変更しました。
ステランティスの広報担当者は、拡張レンジのRam 1500の生産は2026年に開始する予定であることを確認しています。