写真共有アプリ「スナップチャット」を運営するアメリカの企業は、友人同士で現実世界でのイベントを企画し、共有や管理ができる新たな機能「Snapchat Plans(スナップチャット・プランズ)」を導入したと発表しました。
この新機能では、ユーザーが招待状の送受信を行えるほか、イベントの開催日時や場所、参加者の詳細などを一つの画面で管理できるということです。誕生日会やスポーツイベント、勉強会、週末の集まりなど、さまざまな用途で活用できるとしています。
現在、若年層の間では、グループチャットや従来のSNSに頼るのではなく、イベント企画に特化したアプリを利用して集まりを企画する傾向が強まっています。スナップチャットは今回の新機能により、人気を集めるイベント企画・デジタル招待状プラットフォーム「Partiful(パーティフル)」などに対抗する方針です。なお、アップルも昨年、同様の招待状作成アプリを公開しており、IT企業間で競争が激しくなっています。
新機能では、イベントのタイトルや日時を設定し、最大200人の友人を招待することができます。招待状は各友人との個別のチャット画面に直接送信され、受け取った側は「参加」「未定」「不参加」のいずれかで返答する仕組みです。
また、ユーザーのプロフィール画面には新たに「マイ・プランズ」という項目が追加され、現在進行中や今後の予定、過去のイベントを一覧で確認できるようになります。友人のプロフィール画面を開くと、その友人と共通のイベントが表示されるということです。
イベントの主催者は、参加者の確認や追加の招待、詳細の変更が可能です。一方、招待された側は参加者リストの閲覧や出欠の変更ができるほか、開始1時間前には通知を受け取ることができます。
スナップチャットは過去10年間にわたり、SNS分野で重要な役割を果たしてきましたが、今後はオンライン上のコミュニケーションにとどまらず、現実世界での集まりを支援する分野にも注力する方針です。これは、Z世代が対面でのつながりをより重視するようになっているという、幅広い社会的傾向を受けたものだということです。
同社は公式ブログで、「メッセージが埋もれたり、詳細が分からなくなったりして集まりを逃すことはもうありません。友人との特別な対面の時間をより簡単に企画できるようになります」としています。なお、この機能で作成されたイベントは非公開であり、招待者のみが参加できるということです。
