ネットフリックスとスポティファイは、アダム・サンドラー主演の1996年のコメディ映画「ハッピー・ギルモア」の続編「ハッピー・ギルモア2」をプロモーションするため、ゴルフをテーマにしたゲームを発表しました。この映画は今週金曜日、7月25日にネットフリックスで公開されます。
この提携は、スポティファイにとって新たな挑戦を意味します。音楽配信プラットフォームとして、これまで他社と共同でゲーム体験をアプリ内で提供したことはありませんでした。ゲーム分野はスポティファイがこれまであまり注力してこなかった領域であり、今回の試みがユーザーにどのように受け入れられるかを見極めるテストケースとしています。
スポティファイは、このゲームをMiKスタジオと共同で開発したとしています。
新しいミニゲーム「ハッピー・ギルモア2トーナメント」は、スポティファイアプリ内でのみ利用可能です。ユーザーは、デバイスをタップしてゴルフスイングを完成させ、3つのホールをクリアすることを目指します。
このゲームは、ユーザーが各ラウンドをクリアするたびに映画の音声クリップを楽しめるユニークなオーディオビジュアル体験を提供します。また、ユーザーに特化した「ハッピー」な楽曲のプレイリストも用意されています。プレイヤーは、ハッピーのブーツや彼のトレードマークであるホッケースティック、ワニなどのイースターエッグも発見することができます。
ゲーム終了後、ユーザーは「ハッピー・ギルモア2」の公式トレーラーを視聴し、パーソナライズされたプレイリストや最終スコアをSNSで共有することができます。
なお、スポティファイが他社と共同でゲームを開発するのは今回が初めてですが、以前には「Eat This Playlist」という隠しゲームを2023年にリリースしており、クラシックなスネークアーケードゲームのバリエーションで、成長する蛇を操作して障害物を避けるものでした。