音楽配信大手のスポティファイ(Spotify)は、フィットネス機器・配信サービス大手のペロトン(Peloton)と提携し、有料会員向けに追加料金なしで利用できるビデオワークアウトの配信を開始したと発表しました。
スポティファイによりますと、この新しいサービスは、同社のアプリ内に設けられた「フィットネス」の項目からアクセスできるということです。筋力トレーニングや有酸素運動、ヨガ、瞑想など、1,400以上のクラスが用意されており、特別なフィットネス機器は必要ないとしています。
最大の特徴は、スマートフォンだけでなく、パソコンやテレビなど、幅広い端末で利用できる点です。スポティファイは、「テレビでビデオワークアウトを始め、ランニング中はスマートフォンで音声を聞き、最後はスマートスピーカーでクールダウンを行うなど、端末をまたいでシームレスな体験を提供する」と説明しており、利用者の利便性を高める方針です。
IT専門メディアなどは、グーグル(Google)が展開する「フィットビット(Fitbit)」のワークアウト動画が主にスマートフォンでの視聴に限られていることと比較し、スポティファイのサービスは、より多くの端末で手軽に利用できる点で優位性があると指摘しています。
スポティファイは、音楽配信にとどまらず、健康やフィットネス分野への進出を通じて、利用者の日常生活にさらに深く浸透していく狙いがあるとみられます。
